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LENT | Day 29

Day 29 ※御言葉を読む前に、まずは主の前に静まる時間を持ちましょう(2分間)。 その後、御言葉をゆっくりと、3回繰り返して読みましょう。 マルコの福音書 5章25~34節 25) そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。26) 彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。27) 彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。28) 「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。29) すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。 30) イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」31) すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」32) しかし、イエスは周囲を見回して、だれがさわったのかを知ろうとされた。33) 彼女は自分の身に起こったことを知り、恐れおののきながら進み出て、イエスの前にひれ伏し、真実をすべて話した。34) イエスは彼女に言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。苦しむことなく、健やかでいなさい。」 ディボーショナル 私たちがデイリーディボーションをしている聖書箇所は、すべてではないですが、書籍:「情緒的に健康な日々の霊性-霊的日課を伴う40日の旅路」のスケジュールに基づいています。その中で、今週のテーマは「情緒的に成熟した霊性」です。 ここで、「霊性」という言葉の意味は、「神様との関係性」です。したがって、霊的に成熟するというのは、神様との個人的な関係を深めること、つまり、神様の愛を深く経験することです。そして、私たちは霊的に成熟することで、本当に自分を愛し、隣人を愛せるようになります。 イエスは、普段の生活の中で、祈りという形で、神様と共に過ごす時間を必ず持っていました。その上で、隣人と共に過ごされたのです。まずは、神との深い交わりがあり、その上で人々を深く愛されました。出会う人、一人ひとりの必要を知り、話を聞き、可哀そうに思って、癒しの業を行ったのです。 イエスは、十二年間、長血をわずらっている女の苦しみを知っていました。身体的な苦しみだけはなく、全財産を失った経済的な苦しみを知っていました。血は汚れていると信じられていた社会で、家族や知人からも忌み嫌われ、避けられてきた精神的な苦しみを知っていました。さらに、汚れたとされる者がイエスに触ろうとする時に、どれほど大きな恐れと葛藤を抱えていたのか、どれほど勇気を振り絞って、信仰を行動に移したのかを知っていたのです。だからこそイエスは、群集がうごめく中でも、どうしても立ち止まって、癒しをもたらしてあげたかったのです。汚れた者に触られることで、自分も汚れた者とみなされてしまうリスクなど、一切、気にされませんでした。 恐れおののいていた女(33節)に、イエスはこう言われます。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心していきなさい。苦しむことなく、健やかでいなさい。」イエスは、女の苦しみを憐れみ、癒されただけでなく、救いと平安をもたらされたのです。 私たちも、日々の御言葉を通して、神の愛を経験する時、周りの人を愛せるようになります。周りの人の必要や苦しみに気づくようになります。その人の話に傾聴し、苦しみを共有したくなります。自分の予定や計画を変えてでも、リスクや犠牲を伴っても、どうしても放っておくことができなくなります。そして、真の癒しをもたらす主イエスに近づくことができるように、その人の歩みに合せて、共に歩むことができるようになるのです。 なぜなら、それは、十字架の死と復活というキリストの福音が約束されていることだからです。イエスが、私たちの代わりに血を流され、汚れた者となってくださったからです。そして、イエスが復活されたように、私たちも新しい生き方に変えられるからです。十字架の福音によって、初めて私たちは神を愛し、自分を愛し、隣人を愛せるようになるのです。 問いかけ 神から愛されていることを経験する時、どのように隣人を愛することができますか?あなたにとって、その隣人とは誰でしょうか? 祈り 神様。あなたと深い関わりを持てなかったとき、周りにいる人を深く愛することができませんでした。むしろ自分のことでさえ、深く愛することができませんでした。どうぞ憐れんでください。この弱い私に、あなたの愛を経験させてくださり、その上で、この愛を実践し、伝えていくことができるようにしてください。あなたの愛のうちにとどまらせてください。主の御名によって。アーメン。 ...